ブラインドメイク

ブラインドメイクについてのお問い合わせは下記へお願いします。
日本ケアメイク協会 http://www.caremake.jp/

レッスン1.洗い残しのない洗顔の方法
レッスン2.美の基本作り,スキンケアの方法(化粧水・乳液)
レッスン3(1).リキッドファンデーションの塗り方
レッスン3(2).パウダーファンデーションの塗り方
レッスン4.ビューラーで睫毛をクルンとする方法
レッスン5.マスカラを綺麗に塗る方法
レッスン6.簡単に口紅を塗れる方法
レッスン7.ワイパー方式でアイシャドーを塗る方法
レッスン8.目元をはっきりさせるアイラインを入れる方法
レッスン9.バランス良くチークを入れる方法
終わりに

なお、上記のレッスンは、受講生の習得状況によって所要時間が異なります。
ご自身のペースで、充実した時間を共有できるよう、化粧訓練士がお手伝いさせていただきます。

【実習編】

レッスン1.洗い残しのない洗顔の方法

化粧訓練士はブラインドメイクをする前に「洗顔方法」を見せていただくことにしています。
なぜなら、お化粧はお肌のベース作り(キャンバス作り)であるスキンケアから始まるからです。
綺麗にメイクアップするために、ブラインドメイクは洗顔レッスンから始まっているのです。
歯科医が「歯磨きに3分かけたほうがいい」と奨励しているようですが、ケアメイク協会は「洗顔に5分かけてください」と奨励しています。
せっかく毎日洗顔しているなら、より効率的な洗顔方法で汚れや皮脂をしっかり除去してお肌のキメを整え、潤いを保ち、乾燥肌にならないケアメイク洗顔法を行ってください。美肌になるための洗顔方法をご教授します。これを実践していただくと驚くほどお肌が潤い、しっとりときめ細かく、モチモチ肌になるので洗顔が楽しくなりますよ♪

レッスン2.美の基本作り、自己肯定感を高めるスキンケアの方法(化粧水・乳液)

レッスン1の「美肌洗顔」ができた方は、次に化粧水と乳液をお肌に塗布します。
その前に、重要なチェック事項があります。レッスン1の美肌洗顔をして、お肌がツッパル感じのする人は、まだ石鹸が残っている証拠です。美肌を保つために、勇気をもってもう一度1分間洗い流してください。
ではまず「化粧水」をお肌に含ませます。
化粧水は両手でたっぷりと取り、お顔の隅々まで化粧水を入れ込むことが大切です。(化粧水をたくさんお肌に染み込ませると、化粧崩れがしにくくなります。そして小じわも目立たなくできます。)
化粧水をお肌に入れ込む方法を化粧訓練士がお伝えすると、目からウロコだと驚かれる生徒さんが多いです。今まで行っていた方法と違っていませんか? 化粧水はお肌に潤いを与える作用と、殺菌作用がありますので、冬など乾燥肌でカサカサになる方は、全身に塗ることをお勧めします。

化粧水がお顔の隅々まで染み込ませると、次は「乳液」です。
乳液の役割は、化粧水をお肌に入れ込んで潤った状態を保つためにカバーして、潤いをお肌に閉じ込めます。
お肌をカバーする役目もあり、長時間保湿と潤いを保つことができて、化粧崩れがしにくくなります。さらに外敵の細菌やウイルスからもお肌を守る役目も果たしています。
※ご自身が一生お付き合いするお肌です。いつまでも綺麗に美しくしてあげてくださいね。

レッスン3(1).リキッドファンデーションの塗り方

レッスン2ができて、綺麗にお肌を整えた方は、次にリキッドファンデーションをお肌に乗せていきます。
リキッドファンデーションは、化粧品メーカーによってたくさん種類がありますが、ご自分に合うリキッドファンデーションをお選びください、お肌の色とリキッドファンデーションの色が異なり過ぎると、リキッドファンデーションの色が浮いてしまってお面のようにせっかくのメイクが浮いてしまいますので、要注意です。
また、リキッドファンデーションの滑らかさにも選ぶのに注意をしてください。ケアメイク協会では、生徒さんに合ったリキッドファンデーションを、お肌の色に合わせて選べる方法を化粧訓練士が習得しています。
視覚障害者の方にリキッドファンデーションを塗ることを躊躇されている方が多いのですが、それはファンデーションが「よれる」ことを心配されて塗らないようです。よれない方法はレッスンで習得できます。化粧訓練士の声かけで、正しい方法を身につけましょう。

レッスン3(2).パウダーファンデーションの塗り方

(1)のリキッドファンデーションが綺麗に、万遍なく、ムラなく塗れるようになった方は、次に同じファンデーションの部類でフェイスパウダーを使用します。これはさらにお肌を美しく、きめ細かく見せるために、リキッドファンデーションの上にフェイスパウダーを重ねて塗ります。
このフェイスパウダーにより、シミ、小じわを隠して、お肌を滑らかに、そして自然に見せることができるので、シミや小じわが目立ってきたお肌の方には秘密兵器となるでしょう。
フェイスパウダーの塗りかたは化粧訓練士がご説明します。このときブラインドメイクでは刷毛を使用します。化粧道具で使用するのは、この刷毛1本だけです。場合によってチークやアイブローを整えるために専用刷毛を使用することも可能ですが、基本は刷毛1本だけでブラインドメイクができます。
刷毛にはいろいろな形状のものがあります。使いやすく、より美しくメイクできる刷毛を手に入れたら、一生の宝物になることでしょう。

レッスン4.ビューラーで睫毛をクルンとする方法

レッスン3まで出来るようになった方は、両手を左右対称に同じ動作ができるようになっていると思います。
レッスン4では、「ビューラー」という化粧道具を使用します。これは、睫毛をカールする化粧道具です。左右対称に両手を使えるようになったなら、ビューラーも右の睫毛は右手でビューラーを使用し、左の睫毛は左手でビューラーを使用します。
ビューラーは鋏のように指を差し入れる大きな輪が2つあります。下の輪には親指を差し入れて、上の輪には人差し指、中指、そして薬指まで軽く差し入れましょう。(指の第一関節くらいまで差し込むとよいでしょう。)
ビューラーの先は瞼に沿って当て込むようにアーチ状になっていますが、山の中心部分(アーチ状の真ん中)を瞼に沿わせて、被蓋(瞼の皮)を軽く押し上げます。そうすると、自然に睫毛が上に上がり(睫毛が下に向いて生えている人も上に上がります。)ビューラーで睫毛を挟みやすくなります。
初めての方でビューラーを使用するのが目の中に入るのではないかと不安に感じ怖いと思われる方もいらっしゃるようですが、コツを掴むと上達が早く、睫毛の上がり具合を指先で実感できます。ビューラーで睫毛を根もとから上げることにより、瞼が少し持ち上がり、ビューラーをしない時よりもパッチリ見開いた目に見えます。
光を感じ、明るくなったと言われる生徒さんもいらっしゃいます。ぜひ習得してください♪

レッスン5.マスカラを綺麗に塗る方法

レッスン4でビューラーができるようになった方は、クルンとなった睫毛に、今度はマスカラを使って、より魅力的な目に見えるようにします。マスカラは今やメイクアップをするにはなくてはならない必須アイテムになっています。アイメイクで別人になるほどのメイクアップ技術を今は、一般女性までが取り入れて、自分で出来るようになっています。ぜひ、ブラインドメイク・レッスン5で綺麗にマスカラが出来るようになるまで挑戦してみてください。

レッスン6.簡単に口紅を塗れる方法

口紅を綺麗に塗れる方法とは何でしょうか。
そのまま口紅を唇に密着させて、そのまま左右上下に塗る人もいますが、塗り過ぎとはみ出しを気にされる方が多いようです。紅筆を上手に使われる方もいます。もっと簡単で左右対称にブラインドメイク技法を使った塗り方があります。あっという間に塗れてしまいます。ケアメイク協会が推奨するのは、ご自身の手指で塗る方法です。塗るときの唇の形に気をつければ、綺麗に唇の小じわの中にも口紅が入り、万遍なく仕上がります。
たまに口角に口紅がたまっている女性を見かけます。それは塗るときのコツを覚えれば解消できます。食事や会話の後に口角部分に口紅が溜まって乾いてしまうと、せっかくの綺麗に美しく、上品に見える口紅の効果が逆に下品に見えたりしますので、要注意です。指を使う塗り方を覚え、長持ちする綺麗な口元を作りましょう。

レッスン7.ワイパー方式でアイシャドーを塗る方法

アイメイクはメイクアップの中でも、とても重要なメイクになります。その中でもアイシャドーはアイホールに色があるのとないのとでは、華やかさが全然違います。ご自身の似合った色を選んで、季節によって色を使い分けたり、服装によって色を使い分けるなどしながら、アイシャドーを楽しむことができればと思います。
では、どのようにアイシャドーを左右対称に綺麗に塗ることができるのでしょうか? これもこれまでのレッスンで行った両手指を使いこなすことが大切です。
これまで「できない」と思われていたかたは、右のアイホールと左のアイホールを1つずつ塗っていたのではないでしょうか? そのやりかたでは、やはり左右対称の色や形にはなりにくいですね。
ブラインドメイク技法を使うと、左右対称に同じように色が入ります。
色が重っている部分はグラデーションになっていますので、とても綺麗に見えます。季節や服装に合ったアイメイクを楽しんでください♪

レッスン8.目元をはっきりさせるアイラインを入れる方法

最後にアイラインを入れますが、これは小指の爪先を使います。
これまでのレッスンがきっちりと出来ているかたは、左右対称のアイラインが引かれていて、目元も引き締まり、目がパッチリと開いているように見えます。ここまでくれば十分に「お化粧をしている感」が見受けられます。
指でメイクする時に1色使用するたびに、色を指から落としておかなければ次の使用する色と混ざってしまいます。メイクをする時には事前におしぼりなどを準備しているとよいでしょう。

レッスン9.バランス良くチークを入れる方法

ブラインドメイクでの最後の締めのポイントメイクはチークです。
これまでのブラインドメイク技法をご理解いただいている方は、もうお分かりかと思います。
両手の3本の指でチークパウダーを取り、刷毛代わりに使います。両手指を使って、同時に同じスピードで左右対称に仕上げます。女性らしい所作も、メイクの大切なポイントです。綺麗な動きが、よりいっそう美しさを際立たせます。
これでブラインドメイクによるフルメイクの仕上がりです♪

―終わりに―

ブラインドメイク・レッスンで楽しくメイクアップができましたでしょうか?

文字だけでメイクアップの技法を解説することはとても難しいことです。思い込みや誤解を生じてしまって、やっぱりメイクアップは自分にはできない(涙)と思ってしまう人も中にはいらっしゃるのではないかと心配しています。マンツーマンでのレッスンだと、その人に応じたメイクアップレッスンや似合う色などについて指導することができるのですが、一方的な文字だけの指導だと、限界があるのは拭い去れません。色が綺麗に顔に乗っているか?濃淡はちょうどいいか?などの判断ができない人も多いかと思いますので、そのチェック機能が必要と考えています。ただいま化粧訓練士を養成していますので、早く「視覚障害者でメイクアップでお困りの方は、お近くの化粧訓練士にお尋ねください」と言えるようになればいいなぁ。と考えています。
まだ化粧訓練士は数名だけですが、これからニーズがある限り増加していくと思っています。化粧訓練士にメイクアップの確認や指導をしていただきながら、楽しくブラインドメイクをマスターしてくださいね。そして,自分自身が目指していた「女性」として素敵な自分になって、自分自身の魅力を見つけて磨いてください。
ブラインドメイクは、メイクアップ・トレーニングプログラムですので、1回でフルメイクが出来るようになるものではなく、ピアノを1から習うのと同じようなものだと考えてください。ピアノは1つ1つの音を丁寧に、心を込めて弾くことが大切です。ド~シまでの7つの音と、黒鍵5つの音で様々な美しい曲を構成していますが、1曲の曲を弾けるようになるまで何度も練習を積み重ねます。
でも、1度出来上がってしまうと、ピアノを弾くことは身体が覚えてしまい、しばらく時間があいても少し練習すれば弾けるものになっています。
ブラインドメイクも1曲の曲を大切にマスターしていくように、1つ1つのお化粧の作法を丁寧にそして美しく舞うようなメイクアップをすることが、女性性や女子力を向上させることに繋がり、それらが自己肯定感や社交性が高められることに繋がっていきます。
「自分をメイクアップで綺麗にすること」は「自分を大切にすること」です。
ご自身のお顔は,世界でたった1つしかない自分自身の宝物なのですから、大切に扱って、いつまでも綺麗に美しく活き活きと輝いてくださいね。
お顔のメイクアップだけでなく、心のメイクアップもお忘れなく!
メイクアップが綺麗にできると、心までがウキウキ・ワクワクして外出して誰かに会いたくなりますよ。
さて、ブラインドメイクでメイクアップができれば、次は何をチャレンジしますか?

※「ブラインドメイク」は、大石華法の登録商標です。無断使用を禁止します。
尚、使用されたい方は、事前に承諾を得てください。
日本ケアメイク協会 http://www.caremake.jp/